アウトドアステーションえびの(道の駅えびの敷地内)

アウトドアステーションえびの(道の駅えびの敷地内)3月24日より内覧会開催中!

3月24日(土)、「道の駅えびの」敷地内で「えびの市アウトドアビジターセンター」のテープカットが行われ、内覧会がスタートした。1か月後の、4月24日にプレオープンするまで、案内所の方は仮スタートしている。通称を「アウトドアステーションえびの」といい、カフェを併設したビジターセンターになっている。えびの市が掲げるアウトドアシティ構想の中核施設である。

お陰様で微力ではあるが、弊社アイロードが出資するエコツーリズムカンパニーである「株式会社アイロード・プラス」が、市から指定管理を受託し、運営することになった。新時代のビジターセンターを目指しているので、いつでもどなたでも気軽に覗いて欲しい。霧島や矢岳高原のアウトドアをはじめ、観光協会、北きりしま田舎物語推進協議会等と協力しあいながら、霧島山麓に広がる美しい自然と共生しながら太古より営まれてきた豊かな暮らしを発信し、大小さまざまなアウトドアプログラムを提供する予定である。

建物に入ると、真正面にはカフェスペース。自前で創った大きなカウンターは地域のイチョウやスギの木を利用し、モミ材は小林市の前田産業の材である。 「株式会社アイロード」に発注し、スタッフたちが手作りしたもの。木城町の新しき村の松田省吾さんをはじめ「みちくさ」で知り合った多くの方々に援助していただき、内装を整えている最中である。

吉都線の見える風景

奥にはビジターセンターがあり、アウトドアの発信と体験券を販売する予定。さらにビジターセンターカウンター前はフリーの立ち寄りスペースになっており、アウトドアを絡めた旅のプランなどをゆっくり立てたり、雑誌を読んだりできる空間になっている。カフェ「エスカフェ」の本格始動は5月25日の予定だが、プレオープンの4月24日からは試験的に様々な食の企画をしてみようと思う。

エスカフェ店長には、「株式会社アイロード・プラス」の役員であり、12年前、スリランカから別府にある立命館アジア太平洋大学(APU)に留学し、昨年、日本永住権も取得したスジーワ・ウィジャヤナーヤカが務める。通称スジーは現在、甲子園の高校野球審判や、アジア大会・世界大会など野球の国際審判員を務めており、国際交流に熱心に取り組んでおり、多くのテレビなど様々なメディアに出演している。先週もスリランカ大統領と共に首相公邸にも招待された。えびの市、霧島、南九州とスリランカをはじめとする南アジアの拠点となるべく頑張りたいと、えびの市に住民票を移したスジー。彼が看板になり、インバウンドにも力を入れる。

4月1日からは、えびの市出身の池田美紀と、アイターンの小麻野隆と永田和(いずみ)が、副センター長であり責任者の山下晃由と共に頑張ることになっている。山下はえびの高原ホテルの総支配人も歴任した逸材で、人材育成の専門家。不肖、私もセンター長となるが、足を引っ張らないよう頑張っていくので、どうか皆さんのご支援とご援助をお願いし、心からよろしくお願い申し上げる。

吉都線の見える風景
「福永栄子」署名
  • 愛で人と人、地域と地域を結ぶ(株)アイロード代表
  • 地域交流誌「みちくさ」編集長