西米良 語り部の会
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むかし、米良(めら)の奥(おく)の上(かんめら)米良と言(い)う所(ところ)に、次(じ)衛門(えもん)という木(き)こりが住(す)んじょった。

次(じ)衛門(えもん)には、嫁(よめ)女(じょ)と二人(ふたり)の子(こ)どもが居(お)りました。
 
ある日(ひ)ん事(こと)じゃった。次(じ)衛(え)門(もん)が、晩(ばん)遅(おそ)くに家(いえ)に帰(かえ)って来(く)ると次女(じじょ)がやだをほっちょった。た。何(なん)ごとかと次(じ)衛門(えもん)は家(いえ)に上(あ)がって、「なんして泣(な)きよっとかい。」と聞(き)きました。

「姉(ねえ)ちゃんと、今日(きょう)もろてきたモチを奪(うば)いあって気(き)にくわんもんじゃかい、じんむし取ったがとうとう、やだほりやったちゃが。」と嫁(よめ)女(じょ)が言(い)いました。
 
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