時の旅路を行く みちくさ

過疎化がすすむ南大隅町に、明るい光を注ぎ、人が集まる場づくりをしたいとの思いから、「過疎地域に光を注げたら･･･」との思いをコンセプトに掲げ、福祉と農業、観光を結びつけながら過疎化に悩む地域を救って行きたいという夢を持つ人たちが立ち上がった。

花の木農場を運営する社会福祉法人白鳩会の理事長中村隆重氏を中心とする、ザビエル記念広場建設事業実行委員会の発起人代表の安樂友起子氏たちである。

来る10月26日、開設式典を行うことになり、いよいよ夢実現への第一歩を踏み出されることになる。ワクワクする次への展開は、ザビエル記念広場を中心とした花の木農場イングリッシュローズガーデン造りを推進し、聖堂の一部を活かした交流拠点づくりをソフト面でも押し進めていく。

創刊15周年を迎えさせていただく本誌「みちくさ」誌上でも、この取り組みへの支援金を募集することにした。皆様に一緒に夢実現に関わっていただくことを目標にした夢支援金である。詳細は本誌3ページの文章をご参考ください。

今回の楽園づくりには、大隅半島の観光と地域づくりの牽引者でもある「かのやばら園」でばら園の一部を監修されている鹿屋在住の英国人庭園技師デイビッド・B・サンダーソン氏が庭園部分を監修される。花の木農場の理念に謳われるように「土づくりから」始められ、今後は施設利用者と社会を結ぶ楽園となっていく、心温まる取り組みになるであろう。

何度も訪れたい場所づくりに、あなたも支援金で参加しませんか？